出雲へ旅しました

師走、現役の方達にはお忙しい年の瀬であるが、我々隠居族にとって、観光の端境期であるこの時期は格好の旅行シーズンである。

道路・観光地は空いている上に、良いホテル・旅館も比較的リーズナブルな価格で確保出来るからである。と云うことで、何時もの高校時代の仲間13人でレンタカーして山陰、大山・安来・松江・出雲と回ってきた。

大阪駅前から高速に乗り中国自動車道・米子自動車道と乗り継いだが途中は殆ど前後に車は見かけず、我々だけの借り切りのような高速道である。

これでは道路予算が嵩めど、赤字の累増が止まる筈が無い。建設会社の為だけの高速である。旅した我々には快適であったが、国民としては寧ろ不快である。

所々,路肩では10人程が何をしているのか、のんびり補修らしき作業をしているだけで、半数の作業員は煙草を吹かし休んでいる。
全くもって何たる事ぞ、と怒りすら湧いて来た。(喝!)

4時頃には山の中腹にある「大山ロイヤルホテル」に到着した。

多分バブル全盛時代の建設であろう、立派な施設であるが、宿泊客は数えられる程、これではホテル経営も大変だ。

それもその筈、我々とて夕食はホテルを避け、米子市内に下りて米子市内に下りて、日本海の海の幸を堪能し様と「味楽」本店に車を走らせた。
ホテルマネージャーさんゴメンナサイである。

矢張り魚は日本海である、じっくり味覚を堪能させて頂いた。


翌日は、大山ー松江ー宍道湖ー出雲大社ー日御崎とのんびりと観光し、二日目の宿、湯郷温泉に向う途中で、紅葉に抱かれた「足立美術館」を訪れた。夜は湯郷温泉「湯の郷観光ホテル」に宿を取り、温泉でゆったり疲れを癒した。

足立美術館は私にとって二度目の訪問ながら「大観」を始めとする、日本画の巨匠達の素晴らしい作品は当然の事ながら、美術館の後ろの山を借景した庭園の見事さには、何時も乍ら圧倒される。今回も紅葉が映えて素晴らしい眺めを堪能させて貰った。

12月初旬とはいえ、日本海側なので天候を気遣ったが晴天に恵まれたのは何よりだった。

しかし肝心の出雲大社に着いた時だけ、霙混じりの驟雨に見舞われ、ゆっくり見学出来なかったのが心残りだった。

そんな事もあって、今まで知らなかった何か新しい発見でもないかと、大社で冊子を買って見たが、流石と云うか、当然の事ながら、その冊子の説明からは、
戦前の国定教科書の内容を大きく超えるような新発見は出来なかった。

そんな事もあって、以前、古代史の本を読んだ時の拙い知識を基に、自分なりの「大国主命」を纏めて別ページに記してみました。目を通して頂き、大方のご批判を仰ぎたく思います。